modoを触り始めてしばらく経ちましたが、どうも基礎的な事が分かっていないので
行き詰まることが多いです。
…というわけでチュートリアルをこなしておりました。
いやはや、聞きしに勝る素晴らしいチュートリアルでした。
モデリングに必要な一通りの考え方は身に付くと思います。
ただ「初心者向け」とありますが、マイペースでやってきた私にはかなり難しかったです。
合計で2時間半のチュートリアルですが、後述の理由もあり、優に20時間以上は掛かりました。
記念写真です。試行錯誤の結果、色はだいぶ変えております。
あちこち残念な個所があります(特に縫い目のUV展開失敗…)が、良い思い出になるでしょう。
ところで、私の普段の業務でも感じることではありますが、
こういったステップバイステップ形式のチュートリアルで陥りやすいワナとして、
真似しているだけで何となく出来てしまうので、
「習得した気になってしまう」という事があります。
とはいえ、今回も、立派なスポーツシューズを作るのが目的ではなかったはずが
レンダリングの余りの美しさに満足してしまうことがしばしば有りました。
そこで能動性を保つため、以下を意識しておりました。
(1)チュートリアルに出てくる色々なツールを、別のメッシュで試してみる
(特に、エッジ->カーブ変換+カーブパッチ、メッシュペイント機能は感動しました。)
(2)modo203(なんと2007年リリース)向けのチュートリアルなので、
完全に手順をなぞるのではなく、最新版(現時点701)においては、
もっと最適なプロセスがないか、試行錯誤してみる
たとえば3章,7章にはリトポロジーのプロセスがありますが、
これはリトポロジー機能(トポロジーペン)を使いました。
また、8章以降の複数カメラ配置は、レンダーパスを利用しました。
逆にmodo203当時は、ImageSynthという、シームレステクスチャをPhotoshopで簡単に作れる
イケてるプラグインが有ったようですが、今はディスコンになってしまったようです。
う~ん、もったいない。それとも、代替手段があるのでしょうか。
だいたい基礎的は事は押さえられた(はず)なので、次からは、
もっと色々なものをモデリングしていこうと思います。